よく「読む」という意識
新聞を購読する人は年々減っているそうです。
参考:読売新聞広告ガイド
http://adv.yomiuri.co.jp/yomiuri/circulation/index.html
読売新聞・朝日新聞・毎日新聞・日本経済新聞(日経新聞)・産経新聞の計5紙における「販売部数」の減少がよくわかります。
しかし、新聞を読むことは毎日たくさんの情報を脳にインプットすることであり、脳の活性化に非常に役立つことです。
その際は「見る」だけではなく「読む」というきわめて前向きかつ行動的な作業が必要です。ただ流し読みしているだけではいけません。
朝刊と夕刊を合わせると、新聞のページ数は70ページ前後です。すべてを読もうとすると非常に大変なので、まずは「自分の興味のあるところ」だけでもいいので、熟読するようにしてはいかがでしょうか。
「読む」ためには興味のあるところを優先
興味がない記事を読むのはストレスになります。ストレスは脳に良くありませんから、この場合は「興味のない記事は飛ばしてもいい」ということができます。
新聞を広げて、興味のあるところをまずイメージしてみてください。可能ならばマーカーなどでしるしをつけてもいいでしょう。そして、その記事をじっくり読み、内容を頭に浮かべます。
最初は時間がかかるかもしれませんが、毎日のようにこの作業をしていると、脳の働きは非常に活性化されます。
新聞を読むとこんなにいいことが!
新聞の記事という文字情報を声に出して読めば、大脳の「前頭前野」という部分が活性化し、考える力、コミュニケーション力、記憶力、感情を抑制する力が活性化されます。これをするためには、一日10分。または2分~5分でも毎日続ける「新聞の音読」がもっとも効果的です
また、普段は実感しにくいかもしれませんが、新しい情報を毎日家まで届けてくれるという新聞のメリットは非常に大きなものです。新聞をそのまま音読の教材に使えば、新たな出費もないのでおすすめです。
音読トレーニングの効果を十分に上げるためには、継続して行うことが必要ですが、新聞を毎日読む習慣のある人なら、それを声に出して読むだけでできます。無理なく継続しやすいという長所があります。
脳は、新しい刺激が入ってくると、喜んでよく働いてくれます。つまり、同じ本をくり返して音読するよりも、毎日、違った内容の文章を音読したほうがいいのです。
新聞なら、毎日新しい情報を自宅まで届けてくれるので、いつも脳を活性化させることができますね。
そして最後に、新聞を読むと話題が増えて会話も弾みます。 人と会話をしているときも、脳の広い範囲が使われて、脳の活性化に効果があると言えるでしょう。音読しているとなおさら黙読するよりも記憶に残りやすく、自然に話題も増えていくはずです。
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