速読の読み方ってどういうもの?
速読と聞くとページをものすごいスピードでめくって読む、というイメージを持たれている方が時々いらっしゃいます。
同時にそんなに高速で記憶できるのか?きちんと理解できるのか?と疑問にも感じられると思います。
では実際のところどのように読み、記憶されるのでしょうか?
速読といえば視読!
速読で有名な読み方に「視読」というものがあります。
通常文章を読む時には無意識に頭の中で文字を音にして読みますが、これをせずに読むことを視読といいます。
眼で見ただけで文字を読むという意味になりますが、今まで全くトレーニングをしていない人にいきなり文字を音にしないで読んでください。
といっても難しいものです。
ただし、決してできない読み方というわけではありません。
我々は米飯を主食とする民族です
日本人はお米を食べる人です
この文章を見比べてみるとどうでしょうか?
下の文章の方が読みやすくないでしょうか?
人によってはこれぐらいの文章であればトレーニングをしていない状態でも視読できるかもしれません。
視読をする上では文字を頭の中の引き出しから読み出しやすいかどうか?が一つの大きな要素になります。
なぜ速読で視読をするかというとその方が圧倒的に速く文章を読むことができるからです。
高速で文章を見るのが特徴
速読のもう一つの特徴は文章を見る速さです。
当然のことですが、速く読むためには速く見る必要があります。
そのため速読のトレーニングでは文章を読むときに一度にすべてを見ることがほとんどです。
この時に生まれがちなのが『速読は一度しか文章を読んではいけない』という誤解です。
実際にはそんなことはなく、普段読むように途中まで行って戻ったり、最初から読み返したりしても、もちろん構いません。
仮に2回読み返したとしても5倍以上速く読めるようにしていくのが速読のトレーニングだからです。
まとめ
速読の読み方で特徴的なものは視読という読み方になります。
トレーニングを全くしたことがないと難しく感じがちですが、トレーニングを繰り返すごとに文字を音にせず読む読み方にも慣れ、読書速度が大きく向上していきます。
また、文章を素早く読むために文字の見かたを変えていきますが、そのように読まなければいけないわけでもありません。
実は速読のトレーニングを行っても今までと同じ文章のとらえ方をしても良く、仮にそのように読んだとしても読書速度が普通の人の2倍から6倍程度まで速くなるのです。
実際の読み方やとらえ方は体験をしてもらえればつかむことができます。
ぜひ一度体験してみてください。
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