4.速読の目的別メリット 速読を身につけることのメリットは計り知れません。 短時間でより多くの情報を獲得し、空き時間を増やすことができたり、知識を増やして仕事や勉強のパフォーマンスを向上させたりすることができます。また、右脳と左脳をバランスよく鍛えることで、速読力だけでなく創造力やスポーツ能力にも効果が期待できるのです。 目次 小中学生 受験生 シニア スポーツ 社会人 資格試験 学習における速読効果 読書速度と学習能力は比例します。同じ時間学習した場合、処理脳力の違いによって知識量に差が生まれます。 知識量 = 処理速度(読書速度)× 時間 読書は日本語を脳に「入力」して、その情報を「処理」して理解できるようにして「出力」されます。つまり、読書速度は、脳の処理速度を表しています。 処理能力の高い人は、ストレスなく学べ、学習時間も長くなり、ますます差が出てきます。 学習能力 = 知識量 × 処理速度 知識量はこれまでの学習の結果です。つまり、学習能力は処理速度とも言えます。 小中学生 速読は修学前のお子さまから学ぶことはできますが、文字がしっかりと読める、小学生からの受講をおすすめしています。 読書が苦手なお子様でも、まるでゲームで遊んでいるかのように速読を学ぶことで、本がすらすらと読めるようになってしまいます。 文章の理解度が高まり、記憶力もアップする速読術は、将来のあるお子様にこそ、ぜひ身に着けていただきたいテクニックです。 受験生 速読を身に着けると、時間内に問題を解かないといけない受験にとっても有利! 速く問題を読み、理解できるため、問題に余裕を持って取り組めます。 難しい問題をじっくり考えたり、見直しを時間ができることで、うっかりミスを防げます。 また、速読を学ぶとより多くのインプットが可能になるだけでなく、記憶力も身につくため、受験勉強を試験につなげることができるのです。 多くの子どもたちが苦手とする、国語や英語の長文問題でも力を発揮! 受験生が速読を学ばないのは、 非常にもったいないことだと私たちは思っています。 シニア いつまでも学び続けたい!と意欲のあるシニアの方が増えています。人間の脳は年齢を重ねるとともに、どうしても徐々に衰えていくものですが、速読トレーニングによって、脳の働きがアクティブになり、日常生活においてもさまざまな効果が期待できるのです。 特に、脳の老化や運動機能の低下が気になりだすシニアの方にとって、速読トレーニングは大きな意味を持つといっても過言ではないでしょう。 スポーツ 速読のトレーニングはスポーツの上達に大きなかかわりがあります。速読の能力は文字を認識するだけではありません。脳の情報処理能力が活性化するため、野球やテニスなどのスポーツでも、それまで速すぎて見えなかった速球がしっかり肉眼でとらえることができるようになります。球がとらえられるようになれば、その球をバットに当てやすくなりますね。バスケットボールのように動き回るスポーツでも、味方のプレーヤーがどこにいるのか、認識できるようになります。 速読トレーニングは、今ではスポーツ業界でも認められており、スポーツ選手やチームなどでも広く取り入れられています。 社会人 社会人になると、毎朝、大量のメールを処理したり、次の会議までに読み込まなくてはいけない資料に手が付けられなかったりと、活字の処理の悩みは多くなります。また、中堅にもなれば、教養が求められ、読書が必要になってきます。 しかし、仕事で忙しいと読書時間はなかなか取れません。 速読トレーニングは、そんな社会人の方にも大変おすすめです。 インプット量が増え、検索スピードがアップし、業務の処理が速くなれば、もっと仕事ができるようになり、プライベートの時間も確保できるでしょう。 資格試験 速読術は何冊もテキストをこなさないといけない、資格試験の勉強に大変役に立ちます。特に司法書士や行政書士、社労士などの試験合格のためには、何種類もの法律の勉強をこなさないといけませんが、速読術を身に着けていると、通常の何倍ものスピードでテキストを読み進めることができ、圧倒的に有利です。脳を鍛えることで記憶力も高まります。 当日の試験では、問題文をはやく読み終えることができるので、考える時間や見直しの時間をしっかりとれます。 次のページ当会設立者で速読研究の第一人者 川村明宏からのメッセージ << 1 2 3 4 5 >>