速読術のトレーニングを行うことで読書速度や思考速度が上がるのはよく知られていますが、実はそれ以外にもさまざまな効果があります。
今回はその中でも目に対して起こる効果についてお伝えします。
目の筋肉を鍛える！速読トレーニング
速読のトレーニング要素の中で大きな割合を占めているのが目を動かす眼筋を鍛えるトレーニング
眼筋とは眼球の周りについている六個の外眼筋のことで上直筋、下直筋、内直筋、外直筋、上斜筋、下斜筋と言います。
この筋肉は目を動かす筋肉で、縦方向、横方向、斜め方向へ目を動かす筋肉です。
目の周りを取り巻くようについているこれらの筋肉を鍛えることで眼球を動かす速度が向上していきます。
目が速く動くということは文章を速く見れるということに直結しますが、実はそれ以外にも効果を発揮します。
動体を見る能力が上がる
目が素早く動く分、動いているものを追いかける速度、能力も向上します。
速読のトレーニングを行うと人にもよりますが、眼筋力が2倍から3倍程度まで向上します。
当然速くものを正確に追う速さも2倍から3倍まで向上していきます。
また、目を正確に左右や上下に動かす能力も必要になるため、素早いだけではなく正確に目を動かすこともできるようになっていきます。
特にスポーツなどで速い物を追いかける競技をされる場合は、眼筋を鍛えることがスポーツでのパフォーマンスに直結する場合もあります。
それ以外にも
私たちは加齢に伴って筋力が衰えていきます。
足の筋肉が衰えれば走る速さが遅くなりますし、背筋や腹筋が衰えると姿勢が悪くなります。
顔の表情筋が衰えると顔の張りが失われたりもします。
実は眼筋も当然加齢によって衰えていきます。
眼筋の衰えは目を動かす速さに直結しています。
トレーニングを行うと目が素早く動かせるようになっていきますが、実はそれ以外にも多くの方が自覚する効果として視力の回復や眼精疲労の軽減、ドライアイの軽減なども効果を感じられる方がいらっしゃいます。
こうした効果を中心に速読のトレーニングを行いはしませんが、トレーニング効果の一つとして覚えておいていただくと良いかもしれません。
眼筋訓練の効果はトレーニングをするとすぐに実感できる効果です。
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