あなたも見たことある?目を動かす眼筋トレーニング
速読のトレーニングでポピュラーなものの一つとして動き回るマークを目で追いかける眼筋訓練があります。
多くの速読トレーニングで取り入れられている方法です。
新日本速読研究会でも45年以上前から目を動かす眼筋トレーニングを行なっており、速読理論の根幹の一つとなっております。
今回はなぜ眼筋トレーニングが速読のトレーニングにおいて重要なのかを見ていきましょう。
現代の人は目をあまり動かさなくなっている
突然ですが、今スマートフォンはどれくらいの距離で持っていますか?
大体20cm以内くらいで持っていませんか?
目までの距離が近いと何かを見る時に目がほとんど動きません。
目が動かないと何が起こるのか?
というところで、目の筋肉について考えてみましょう。
例えば横になっている時、あるいは座っている時に、全く体を動かさずに静止していることはありますか?
多くの場合、楽なはずの座っている時や横になっている時でさえ、モゾモゾと体を動かしていませんか?
人間の体というものはずっと同じ姿勢を続けるとそれが楽な姿勢だとしても疲れてきてしまうものです。
当然、実は¥¥目の筋肉も同じ距離感でほとんど同じ場所を見続けると徐々に凝りが溜まり疲労していきます。
凝りがたまることで何が起こるかというと、
目を動かす速度の低下
視力の低下
が起こってきます。
特に目を動かす速度の低下はそれだけで文章を見る速度を低下させて読書速度が遅くなっていきます。
読書速度が遅くなるとさらに目を動かす速度が下がっていくため、悪循環に陥りがちです。
そこで眼筋トレーニングを行うことで悪循環を防ぎます
眼筋トレーニングの目的は?
目を動かす眼筋トレーニングでは目の周りにある6個の筋肉を動かしていきます。
この筋肉を鍛えることで得られる効果は
目を動かす筋肉が鍛えられることで素早く動かせるようになる
正確に真っ直ぐ目を動かすことができるようになる
の2つです。
「文章を速く読む」という観点ではこの二つの能力が向上することは必須と言えます。
目が素早く動くことで文字を見る速度が速くなり今までよりも多くの文字を頭の中に送り込むことが可能になります。
同時に目を正確に動かせるようになることで行がずれたり、目を動かしてる最中に曲がってしまったりせずに正確に内容を頭の中に送り込むことができます。
眼筋力は測定結果の10倍がその人が1分間に見ることができる文章量となっています。
例えば眼筋測定を行なってその数値が「7」という人がいた場合、その人は1分間に700文字ほどの文章を見ることが可能です。
言い換えるとどれだけ速く読もうとしても1分間に700文字しか読むことができません。
速読のトレーニングでは眼筋力を鍛えることで正確で素早い動きをトレーニングします。
速読での十分な眼筋力は「30」程度となり1分間に3000文字ほどの文章を見ることが可能になります。
トレーニングをしていない例と比べると4倍ほども文字を捉える力が異なってきます。
そのため、速読の習得において眼筋力を鍛えることが重要なのです。
眼の健康のために
現代社会ではスマホの利用が増え、目の筋肉への負荷が大きく減っています。
視力の低下やドライアイなど目の健康も損なわれてきているため眼筋のトレーニングを行うことが大切です。
文章を素早く読むため
そして
目の筋力低下を防ぐため
にも速読で目のトレーニングを行うことをお勧めします。
まとめ
眼筋力を鍛える目的は文章をよりはやく正確に見ることです。
また現代の生活環境は眼筋力を落としがちなため速読の習得以外にも効果を生むことができます。
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