速読の大敵な脳内音読とは
速読するうえで障害になるものとして「脳内音読」があります。
脳内音読とは文章を読む時に頭の中で音を出しながら読むことです。
いわゆる声に出す音読とは違い、意識しなければ自分が頭の中で音にしていることも気づかないことすらあります。
なぜこの脳内音読が速読をする上で大敵かというと音にするということは文字を「1音」ずつ処理しなければいけなくなる、ということです。
特に「1文字」ではなく「1音」というところが曲者で、例えば脳内音読という言葉は文字では4文字ですが、音にすると”のうないおんどく”となり8文字の処理をしなければいけません。
通常読んでいる文字数の倍の文字を処理しないと読めなくなってしまうため速読をしようとする時には大きなスピードダウンのもととなります。
そのため脳内音読をしないようにすることが重要です。
どうすれば脳内音読を無くせるの?
では具体的にどのようにすれば脳内音読を無くせるのでしょうか?
実はこれはとても単純で脳内音読せずに読めば自然としなくなります。
とはいえ脳内音読してしまって困っている人に『しなければいいんだよ』などといっても意味がありませんね。
もう少し詳しく見ていきましょう。
まず、脳内音読をしてしまうのは音にしないと意味を理解できない!と思っているからです。
思っているというか、自然とそうなる?とおっしゃりたいかもしれません。
では簡単に確認してみましょう。
例えば
天気
お休み
仕事
スマホ
ご飯
という言葉があったとしましょう。
音にしないように意識して意味を理解できますか?
全部とはいかなくてもいくつかは音にしないでも理解できませんか?
ではこの文字ではいかがでしょうか?
株価
電磁石
平衡感覚
杞憂
こうした言葉ではいかがでしょうか?
少し難しく感じませんか?
これらの言葉の違いは何か?簡単か難しいかという観点もありますが、もう一つはよく見る言葉でイメージもしやすい言葉だということです。
実は頻繁に見て意味をよく知っている言葉は脳内音読せずとも意味を理解しやすくなります。
ではそれ以外の言葉はできないか?というと必ずしもそうではありません。
そしてここでトレーニングをどのようにするか?がポイントになっていきます。
文字を読まないトレーニング
脳内音読をしなくなるために重要なことは「音読で読めない速度で文章をみるトレーニングをすること」です。
文章を読む、つまり今まで音読してしまう人が音読できる速度で文章を見ても結局音読をして速く読んでしまうだけで終わってしまいます。
例えるなら、クロールの練習をしているのに、いつまでもビート版でバタ足の練習だけを繰り返しているような状態です。
その様な状態ではバタ足、つまり脳内音読は多少は速くなりますがいつまでたっても脳内音読を減らすことはできません。
そのため音読で読めない速度で文章をみるトレーニングをすることが必要になってくるのです。
しかしこの速度は人によって少しずつ異なります。
速い人と遅い人がそれぞれいるため、適切な速度でトレーニングをしなければ効果を正しく発揮しません。
これが速読のトレーニングを習得できない人がいらっしゃる理由にもなります。
まとめ
どうすれば正しい速度でトレーニングが行えるのか?
この解決方法は正しい速度でトレーニングできる教材を使うか、講師に見てもらって正しい速度で指導を受けるか になります。
新日本速読研究会ではその人に適した速度を自動的に表示できる最新の教材や経験豊富な講師からの直接指導で適切な速度でのトレーニングが可能です。
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