川村 明宏 (著)
文庫本(ソフトカバー): 253ページ
出版社: 成美堂出版 (2003/3/20)
読みたい本がどんどん読破できる!
速読は忙しい現代人に必須のスキル
誰でも多かれ少なかれ、もっと多くの本を一気に速く読めたら、どんなにいいだろうと思っているのではなかろうか。書かれている内容をきちんと理解しながら、読むスピードが10倍に上がる!本書の”視る”速読トレーニングを重ねれば、そんな夢のような読書法が必ず身につく。訓練を繰り返せば、みるみるうちに、あなたの読書スピードが倍増するだろう。
1日たったの3分間の訓練で、こんなに速く読める!
・読むスピードに脳を慣れさせる!
・自分の脳の眠れる潜在能力を引き出してやればいい。
・眼筋を鍛えれば、読むスピードに素早く反応するようになる。
・大事なのは「読む」のではなく、「見る」ようにすることだ。
・訓練を繰り返せば、有効視野は知らぬ間に広くなる。
・トレーニングは乗り物の中でも、街中でも可能。
・速読力アップの強い味方、ページめくり教材!
この20年以上にわたる私の研究と実際の指導において、速読は、試験で時間さえあったら問題が解けたのにという人々から、限られた時間にもっと多くの学習をしたいという人々、基礎能力を上げたい人々、老後の限られた時間をぼやけた状態ではなく、はっきりした状態の頭で過ごしたい人々など、実に多くから支持されてきました。
一方で、近年の社会情勢の大きな変化に伴い、速読が別の意味でもますます必要とされるようになってきたことを、私はいま、肌で感じています。
グローバル化が進むにつれ、発展途上国の人々には貧困な状態からの改善という変化が少しずつもたらされてきています。そのため単純作業中心のハイテクをあまり必要としないビジネスが発展途上国へと移行していく一方、経済先進国では、それらの国々に流されていったビジネスの分だけリストラや企業倒産や構造の変化によって押し出された人々であふれ、混乱に追いやられてしまっているようです。国と国とを閉ざさない自由経済により、地球的規模の構造変化が押し寄せてきているのです。
この構造変化に対応して、地球規模の経済的安定を得るために先進国に与えられた課題は、高度な教育によるマーケットの創出にあるといえるでしょう。そして、創出されたマーケットが生み出す需要により、新たな雇用が生み出されていくはずです。
そのため人々は、常に学習が余儀なくされる状態におかれ、人類の生涯学習が必要とされていくだろうことが予測できます。大学や大学院までの間に習得した知識だけで雇用が生涯通用する時代では、すでになくなってきているのです。
この新しい環境ではより高度な教育を求める人々のために有用な技術もまた、必要とされています。その有用な技術こそがまさに速読といえます。このスキルを身につければ学習効果が格段に上がることは、もう実証済みです。速読をマスターすれば、これからの時代を巧みに生き抜いていけることは間違いありません。いわば、速読は現代の環境変化に順応するため、本能的に求められてきている学習技術といえるでしょう。
第一章 速読を身につけたらこんなに便利!
・速読って、いったい何?
・素早く読んで、中身を理解する!
・速読術は記憶術ではない!
・難解な文章も理解できるようになる?
・400文字を何分で読むことができるか?
・日本人の平均読書スピードはどれくらい?
・速読訓練を始める前の自己診断
・トレーニング事前チェック
・自分の現在の状態をしることから始めよう
・事前チェック項目の解説
・あなたは右脳型?それとも左脳型?
・あなたの脳はどっちのタイプか?
・視野と視幅を確認しよう
・広い有効視野を持っている?
・視幅と識幅を拡大することの重要性
・「ジョイント式速読法」でトレーニング
・脳を、読むスピードに慣れさせる
・眠れる潜在能力は、氷山の一角のようなもの
・最初は読まずに視て、次に減速するのがポイント
第二章 さあ、トレーニング開始!眼筋と右脳を鍛えよう
・眼筋力アップで「視る」力も倍増!
・文字を速く捉えるために必要な眼筋訓練
・トレーニング① 眼筋上下運動
….
・右脳の活性化も訓練には欠かせない
・左右の脳は、働き方に違いがある!
・トレーニング⑧ 視幅拡大訓練
….
本文に続く
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