脳の可塑性(かそせい)と脳の仕組み
記憶とは神経回路のパターンが変わること。
速読は「見る」ことで神経回路を変化させる。
大脳のつくりと情報処理のプロセス
記憶とは神経回路のパターンが変わること。
速読は「見る」ことで神経回路を変化させる。
大脳はおおまかに、「前頭葉」「頭頂葉」「後頭葉」「側頭葉」の4つの領城に分けられる。
そこに、「前頭連合野」「側頭連合野」「頭頂連合野」「後頭連合野」と呼ばれる4つの連合野(=情報処理装置)があり、様々な知覚作業を行っている。
その中で、頭頂連合野と側頭連合野は、脳に送られた情報を最終的に保存する貯蔵庫である。
情報が貯蔵庫へ伝えられる際、まず、「海馬」と呼ばれる短期記憶の保管庫に入れられる。
視覚・聴覚を伝わったものは、側頭連合野が海馬と連絡を取りながら、側頭葉へと移す。
海馬は記憶作業のカギを握る特別な存在なのだ。
記憶処理のメカニズムと脳の可塑性
それでは人間が記憶するとき、脳の中では一体何が起こっているのだろうか。
例えば「オタマジャクシはカエルの子である」という事実は誰でも知っていることだ。しかし、教えられる前は当然知らなかったはず。
生まれてから今までに起こったなんらかの「きっかけ」によって、「知らない状態」から「知っている状態になったと考えられる。
この両者の状態を移行するときに脳に何らかの変化が起こるはずであり、しかも、その情報を覚えているわけだから、「何か」は時間を超えて持続的に保たれていることになる。
この変化を「脳の可塑性(かそせい)」と呼ぷ。
これは「脳はあるきっかけに従って変化を起こし、この変化を保ち続けるという性質を持っている」という意味だ。
では、脳の何が変化するのだろうか。
結論から言えば、変化するのは「神経回路のパターン」である。
「覚えていない状態」と「覚えている状態」の違いは、神経回路パターンの違いなのだ。
つまり、記憶することは神経細胞のつながり方が変化すること。
脳の可塑性(かそせい)は新しい神経回路が形成されることによって起こる。
言い換えれば、この神経回路の変化こそ記憶の正体なのである。
速読では、目から新たな速度感覚を送ることで脳を刺激し、神経回路に変化をもたらす。
その際、脳の可塑性(かそせい)が働き、速度が新しい情報として記憶されるというしくみである。
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