時間を10倍にする速読トレーニング
川村明宏 監修、新日本速読研究会 編
単行本(ソフトカバー): 238ページ
出版社: 中央経済社(1995/2/10)
「大切な時間を有効に活用したい」あなたへ
仕事に、受験に追われる「超多忙人」のあなたへ
1日24時間は誰にも平等でも、その使い方しだいで大きな差がつく
■速読は従来の音読や黙読にとらわれていた文字に対する意識や習慣を、より自由で広がりのある読み方ができるように切り替えていくテクニックということもできる。あなたも速読術をマスターして、文字の世界を制覇し、人生の大切な時間を有効に活用して、より知的でゆとりのある人生を送れるようにしていただければと思う。あなたも、本書を読み終えたときには、必ずその第一歩を踏み出しているはずである。
はじめに
高度経済成長の時代が去って、ゆとりの時代の到来が言われて久しい。
ところが逆に、受験戦争はその厳しさを増しこそすれ、一向に緩和される様子もない。
英語・国語から始まった入試問題の長文化は理数系の科目にまで波及し、そうでなくても勉強するべき範囲が多岐にわたっていることも手伝って、受験生の負担は増すばかりである。
またうまく受験戦争をくぐり抜けて、企業に就職しても状況は変わらない。
バブルがはじけて、リストラクションに心血を捧げる各企業に、かつてのように時間通りに出社して、漫然と一日を過ごすサラリーマンを養っている余裕はもうないのである。
そこで、企業としても各種資格試験を社員に課し、パスした社員を優遇するようになった。
多忙をきわめる会社生活に、もう一つ、受験学習が加わったのである。
そういった受験学習を少ない時間で、四苦八苦しながら続けていると、いつの間にか自分でも気づかないうちに心身ともに、ひどいストレスに冒されてしまう。
こういった状況はどう考えても、本末転倒しているといわざるを得ないが、それを社会が悪いと断じてみても、結局は競争社会から落ちこぼれるだけである。
そこで読者の皆さんの負担を軽減して、限られた時間を有効に使い、ゆとりある人生を送っていただくための一助となるべくお奨めするのが、新日本速読研究会が提唱するジョイント式速読法(速脳速読)である。
本書では、速読法の意義から簡単な訓練法まで、特に初めての読者にわかりやすく解説したつもりである。
また特に速読を応用した受験術についても解説しており、資格試験や大学受験などを目指されている読者諸氏の参考になれば幸いである。
第三章が大学受験編、第四章が資格試験偏になっているが、受験勉強という点では共通しており、相互に活用できるノウハウを載せているので、両章ともお読みいただきたい。
速読は、従来の音読や黙読にとらわれていた文字に対する意識や習慣を、より自由で広がりある読み方ができるように切り替えていくテクニックということもできる。
あなたも速読術をマスターして、文字の世界を制覇し、人生の大切な時間を有効に活用して、より知的でゆとりある人生をおくれるようにしていただければと思う。
あなたも、本書を読み終えた時には、必ずその第一歩を踏み出しているはずである。
速読術とは
理解力を低下させないで、以前とまったく同じ状態で読書スピードだけをアップし、本や資料などの文書類を読めるようになること。
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