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速読活動コラム 速読活動コラム

ビジネス 試験に速読を活かす

速読術で、読む速さがこんなに変わる 速読をビジネス・試験に活かす

本が全てではないがたくさん読めたほうがトク 速読をビジネスに活かす

誰でも活字を読むスピードが速くなれば、便利に違いない。

 

例えばA、Bという2人の営業マンがいて、Aは一時間で2~3冊の本を読み、Bは1冊の本を読むのに1~2日かかるとしよう。

この2人が、営業成績を上げるため、本から様々な知識を身に付けようとした。

Aは1週間でセールスに関する本を読み、その後、会計、決算書、ビジネス小説など、1ヵ月で100冊近い本を読破。

ビジネスに間する様々な知識を身に付けた。

 

一方のBは、Aが1遇間で読んだセールスの本を、1ヵ月かけてようやく読み終わった。

この2人の知識量の違いには、一年後、3年後と、時を経るに従って、相当な開きが出てくるはずだ。

 

もちろん、本から得る知識だけが仕事に役立つわけではないが、もし2人の営業マンの基本的能力に大きな差がなければ、やはりこの知識量の速いが、2人の将来のキャリアを左右する決定的要因となろう。

速読は誰にでもできる 速読を試験に活かす


しかし、実は本(活字)を速く読む力=速読力は、訓練すれば誰でも身に付けられるのである。

だから、「自分は読むのが遅いから勉強ができない」「仕事ができない」と思っている人も、諦めることはない。

日本人の平均読書速度は分速400字、成人だけに限定すれば、分速600字と言われている。

 

600字は、一般的な新書・文庫本の1ページ分の文字量だ。

したがって、240ぺ1ジ程度の文庫本を読むにも、4時間はゆうにかかる。

しかし、7ページの図に見るような「司法試験などで効果を感じる」レベルである分速1万字程度の速読力なら、誰でも訓練で身に付けることが可能だ。

 

もっとも、分速1万字の速読能力は、日常生活であまり使う必要のない能力とも言える。

とりあえず本書付属のCD・ROMを使えば、すぐに分速3000字程度のスピードで活字を読むことが可能になる。

 

これはつまり、平均的日本成人の6倍近い速さでの読書ということだ。

夢のような話だが、一度体験すれば。

必ずやその効果は実感できると思う。


速読がビジネスマンの可能性を広げる

 

読書量が数倍に新聞も短時間でスラスラ

 

どんな読書家でも、一生の間に読める本の量は限られているが、3万冊の本を読む人の読書速度が2倍になれば、当然ながら6万冊の本が読めるようになる。

 

3万冊の違いは大きいし、何よりも本好きの人にとっては。うれしい話だ。

普段の生活の中でも、「ああ、もっと読むスピードが速かったらなあ」と思う場面はたくさんある。例えば新聞。

ビジネスに必要な情報源とはいえ、仕事中にいつまでも新聞を読んでいたら、上司から怒られるし、部下からは「○○さん、俺たちに仕事させてばかりで、自分は新聞読んでるだけだもんなあ」と悪口を言われるのが関の山。

 

そこで多くのビジネスマンは、家で朝食をとりながら、あるいは通勤電車の中で、一所懸命、新聞から情報を入手しようとする。

今までは、どう頑張ったところで、そんな短い時間で新聞の隅から隅まで読むことは不可能だった。

 

しかし速読トレーニングを積めば、それは不可能ではなくなる。

速読は、いわば文字を丹念に追っていく作業ではなく、紙面を写し取っていくイメージなので、パラパラと新聞のぺージをめくってそれを眺めているだけで、内客が理解できてしまうのだ。

「速読」には「読」という漢字が使われているが、いわゆる「読む」という概念とは全く異なるアプローチである。

 

そのため、従来の常識では考えられなかったスピードでの読書が可能どなるのだ。

こうした「速読」の理論は後段で詳しく紹介するとして、速読術を身に付けることによって、また、そのトレーニングによって、日常生活で、ビジネスで、どのようなメリットがあるのかを考えてみよう

速読トレーニングの効果は「試験」でてきめんに現れる

 

7ページの図にあるように、速読は例えば「試験」で効果を発揮する。

試験の成績は、情報量の多さに比例して向上する。

 

例えば司法試験などは、法律や条文を事細かに覚えなければならないし、公認会計士、税理士、中小企業診断士なども同様だ。

そこで速読のトレーニングを積むことで、多くの参考書や文献を短時間で読めるようになるだけでなく、それを記憶することも可能になる。

 

速読のトレーニングを積んだ人とそうでない人を比較してみれば、同じ期間で身に付けた情報量の差は、歴然と表れるだろう。

また、実際の試験でも、速読が効果を発揮する。例えば司法試験の1次の択一式試験は、問題文が長い上に問題数も多く、受験生の多くは全問を読み切れないという。

挙げ句の果てには、時問がないため、ろくに問題文を読まず「当てずっぽう」で解答を書いてしまい、不合格となる。

 

ところが、実際にあった話だが、速読トレーニングを受けたある受験生は、この択一式賦験で全問に解答し、3回見直して、なお時間が余ったという。

結果はもちろん合格。

従来の常識では、司法試験の一次試験で「時間が余る」などという事態は考えられないことだった。

 

さらに速読は、日本語だけでなぐ英語でも通用するので、司法試験同様、問題数の多さには定評のあるTOEICテストなどにも応用できる。

実際、アメリカでは、速読術の英語版「eyeQ(アイーキユー)」が、大変なブームになっている。

時間さえあれば解ける問題を、時間がないためにみすみす間違ってしまうのでは、苦労して勉強を積んできた甲斐がない。

努力を結果に結びつけるためには、精神論だけでなく効果的なテクニックを身に付けるべきだろう。

 

その意味で速読術は、必ずやあなたの努力を生かす働きをするはずだ。

 

 

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