まずは「見る」スピードを徹底的に上げれば、読むことに関わるほかの能力も向上する
ポイントは「慣れ」潜在能力を刺激しろ
科学的理論に基づいたトレーニングで目の動きを速め、視野を広げることで文字を認識するスピードを進めるのが速読術の基本。
そのスピードに自らの脳を慣れさせることによって、特別な精神集中や呼吸法を用いずとも、誰でも簡単に短時間で修得できるのだ。
自動車で高速道路を時速100キロでしばらく走行した後、一般道路に入ると、最色が非常にゆっくり流れるように感じる。
これは脳が高速走行のスピードに順応して、情報処理能力を高めた結果だ。
脳はこのように周囲の環境に柔軟に対応できる性質を持っている。
しかし、こうした脳の性質を意識的に活用している人は極めて少ない。
人間の能力は氷山に例えられるが、これは人間が自分の能力の全体を認識していないせいだ。
海面上に出ている部分、つまり潜在能力はごく一部であり、大部分は潜在能力として海面下に沈んでいる状態。
速読はこの潜在能力に刺激を与えることで、「慣れ」の状態をつくり、能力全体をボトムアップさせる方法なのである。
速読で脳を活性化 理解力もやがてついてくる
過去に体験したことのない速度で目の前を文字が移動した場合、文字の形や意味を認識できなくても、物理的に「視る」ことは可能だ。
この「視る」機能を速度的に先行させることで、脳の可塑性が作動し、追いかけるように文字の形や意味、あるいは文章内容を認識する他の機能も速度的に向上する。
そのため、まずは意味が理解できなくても、とにかく高遠で文字を見る訓練が重要になる。
すると、高遠道路の例と同じで、元の速度に戻ったとき、自分の読書進度が遅くなったように感じるはず。
逆に言えば、脳が高速に慣れたため、以前よりも数倍速く読めるようになったということだ。
こうして「見る」能力をアップさせると、「理解」「記憶」「感性」といった読むことに閲わる他の能力も、それに追いつこうと処理能力を高める。
ただし、高速状態では他の能力が完全に追いつくことができないので、高速状態での訓練を続けた、。今度は見る速さを中速にまで落とす。
すると他の能力が「見る」能力に追いつきはじめ、文章の内容が理解できるようになってくる。
つまり、速読術が修得できたことになるのだ。
≪速読講座のご案内≫
一生ものの速脳速読スキルを習得したい方は、教室またはオンラインで速読を体験されてみてはいかがでしょうか。
★詳細は、下記の各案内をクリック!
すぐにマスターしたい!本物の速読講座。約3ヵ月で習得。2日で学べる集中コースも!
どこにいても、自由な時間に受講可能!自分のぺースで続けるオンライン講座。
オンラインでも対面だから確実に伸びる!最大3名まで、専任講師がしっかり指導。