右脳型は、左右の脳をバランスよく働かせていて速読に適した人間だ
左脳と右脳をフルに使って全脳型を目指す右ページと左ページを同時並列に読んで内容を理解するという効率的な読書法を可能にするためにはどうすればいいのか。
答えは簡単。
右ぺージを読んでいる自分と、左ページを読んでいる自分と、ふたりの自分が大脳に同居している状態をつくり出してやればいいのである。
とはいえ、この作業は「言うは易く、行うは難し」の典型。
左脳型の人では滅多にできるものではない。
ところが、右脳型の人だと、ロクな訓練もしないまま、いきなりその場で読書スピードが50倍、100倍になることもある。
ここで、誤解を招かないように説明しておくと、右脳型は「右脳だけを使っている人」ではなく、「知的作業において右脳と左脳をバランスよく使っている人」という意味。
むしろ「全脳型」という表現が適切だ。
また、左脳型は「知的作業において、左脳を中心に使っている人」であり、決して「右脳をまったく使っていない人」という意味ではない。
作業で望ましいのは右脳型
では、作業をする上でどちらが望ましいかといえば左右の脳をバランスよく使っている右脳型である。
右脳型と左脳型では知的作業に取り組んでいるときの精神的ストレスに大きな差があり、右脳型のほうがストレスに強い。
作業に関与する脳の領域が広いほど各脳細胞の負担、疲労が少なく結論に違するまでの時間も短いのだ。
世の中には7桁、8桁の加減乗除を計算機を使わずに苦もなくやってのける「暗算名人」がいる。
こういう人たちの脳細胞の使い方は、通常計算を行っている左脳も使っているが、それ以上に右脳の視覚野を重点的に使っている。
これは頭の中に、明確にそろばんの幻彫像を描いているからだ。
読書時は言語野がある左脳が重点的に使われるが、この場合もそろばんと同じように右脳の視覚野を使う人がいる。
通常、文章を読んだら、その内容をストレートに理解しつつ読み進めていくが、視党野を使う人は文章から読み取った内容をひとつの情景として頭に描ぎ出し、それを眺めながら読み進めていく。
このため、右脳型の読み方は左脳型の読み方よりも格段に読書スピードが速い場合が多い。
速読を身に付けるためには、より右脳型に近づく訓練が必須なのだ。
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