3.速読の3つのポイント
人間の脳はとても柔軟にできています。
トレーニング次第で、常識では考えられないようなスピードで読めるようになるのは、決して珍しいことではありません。
川村式ジョイント速読の3つのポイントをしっかり押さえたトレーニングによって、誰でも簡単に速読力を身につけることができます。
今の読書量を知って、
速読トレーニングをはじめましょう
速読トレーニングを始める前に、自分の読書のスピードを知っておきましょう。それによって、どれくらいの速読を目標にするのか、どれだけトレーニングの効果があがったかが、わかります。
日本人の読書能力の平均は、分速400~600文字といわれています。
ごく、一般的な文庫本の文字数で1ページが600文字なので、1分で1ページずつ読んでいくイメージと考えたらよいでしょう。
速読のトレーニングを身につけると、なんと、分速2000文字程度のスピードで読むことができるようになります。
中には10000文字の高速で読む達人もいます。
あなたは、どのレベルを目指しますか?
文字を固まりで認識する
脳の検索スピードをあげるのと同時に、今度は、文字を1文字ずつ追いかけるのではなく、固まりで認識するトレーニングを行います。
検索のパターンの単位を、一文字から、徐々に「あめ」「かえる」など2文字、3文字程度のかたまり、1行、数行、1ページというふうにより広いかたまりで認識できるように訓練していきます。
1度に脳に送る信号量が増えれば、それだけ時間あたりの脳の処理量が増えるわけですから、読むスピードもあがります。