速読元祖 川村式ジョイント速脳速読|日・米・中で特許取得する日本発・世界の速読を学ぼう|新宿から徒歩2分

川村式ジョイント速読とは 川村式ジョイント速読とは

3.速読の3つのポイント

人間の脳はとても柔軟にできています。
トレーニング次第で、常識では考えられないようなスピードで読めるようになるのは、決して珍しいことではありません。              
川村式ジョイント速読の3つのポイントをしっかり押さえたトレーニングによって、誰でも簡単に速読力を身につけることができます。

目次

今の読書量を知って、
速読トレーニングをはじめましょう

速読トレーニングを始める前に、自分の読書のスピードを知っておきましょう。それによって、どれくらいの速読を目標にするのか、どれだけトレーニングの効果があがったかが、わかります。

日本人の読書能力の平均は、分速400~600文字といわれています。
ごく、一般的な文庫本の文字数で1ページが600文字なので、1分で1ページずつ読んでいくイメージと考えたらよいでしょう。
速読のトレーニングを身につけると、なんと、分速2000文字程度のスピードで読むことができるようになります。
中には10000文字の高速で読む達人もいます。
あなたは、どのレベルを目指しますか?

を鍛えるトレーニング

              速読を身につけるポイントのひとつが、眼筋を鍛えるトレーニングです。
読書を例に考えてみましょう。
読書をするとき、わたしたちは文章に沿って、一文字一文字視線を動かして、その内容を理解していきます。眼球は1文字ずつ捉えて、その文字情報を脳に送っています。速読のためには、文字をできるだけ速くとらえることができるように、眼筋を訓練することが重要なポイントになります。

たとえば、陸上選手が100メートルを速く走ろうとしたら、まず、足の筋肉をきたえますね。読書の場合も同じで、文字の上を目線が速く走れるように、「眼筋を鍛える」必要があることがおわかりになるでしょう。

目には上直筋、下直筋、内直筋、外直筋、上斜筋、下斜筋の6つの眼筋があり、わたしたちは、これらの眼筋によって、あらゆる方向に目を動かすことができます。

眼筋力の強さは、そのまま速読力と比例していることが分かっています。
眼筋力に100をかけた数値が、1分あたりの読書量に値します。

近年ではパソコンやスマートフォンなどの普及で、静止した画像を長時間見ることが増え、ふだんから眼を速く動かすことは少なくなりました。
そこで、川村式ジョイント速読では、まず、運動不足の6つの眼筋をまんべんなく鍛えていくプログラムからはじめます。

もちろん、鍛えすぎは禁物。過度なトレーニングは逆に眼筋をいためてしまうことがあります。無理をしないためにも、その人に応じた適切な負荷のトレーニングが重要です。
速読は眼筋トレーニングだけで完成するものではありません。
一定のスピードで読めるようになったら、こんどはトレーニングを変えていきます。

脳に速度を記憶させる

速読のために、次に大切なのが脳に速読感覚を覚えさせることです。
脳に送られてくる情報には2つの種類があります。

人は、形に対する情報は意味を学習して脳に記憶しています。
「山」「川」の文字を見たときに、それに対応する「山」「川」の記憶を脳から検索し、これは「山」「川」の文字だと認識するのです。
見た情報を、脳が検索し認識する流れのスピードが速ければ、それだけ読書スピードはあがりますね。そのためにも、速さの感覚に慣れることが大切なポイントになります。

脳はスピードに対して柔軟な性質を持っています。

たとえば、自動車で高速道路を時速100キロでしばらく走ったあとに、一般道路に降りると、景色が急にゆっくり見えることがあります。これは、脳が高速のスピードに順応しているためです。こうした脳の性質を利用して、たとえ意味が理解できなくても、高速で文字を見ることで、「速さに慣れる」トレーニングが可能になります。

スピードには、絶対スピードと相対スピードがあります。

速度は、音と音の間隔が短くなると速く感じる性質があります。
たとえば、太鼓をタン タン タン とゆっくり叩いてから、タタタタタタタタタ…とはやくたたくと、前にたたいたスピードと比較して、後にたたいた音の方が速く感じます。

つまり、遅いスピードの記憶から、速いスピードの記憶に変えることで、スピードの基準が速いスピードの基準に変わるわけです。
スピードの間隔を操作するプログラムを用いたトレーニングを行うことで、速いスピードの記憶が長期的に記憶されるようになり、スピードの基準が速いスピードに変わります。

文字に対する反射スピードをあげる

速いスピードに慣れることと同時に、脳の、文字に対する反射スピードをあげることができます。
脳には、脳にインデックスされた記憶を検索して処理する機能があります。
たとえば、ある文字の認識をなんども繰り返すと、自然と脳内にインデックスができます。
たとえば、「山」という文字の情報を繰りかえし見て、信号を脳に送り認識していると、再び「山」を見たときに脳にインデックスされた記憶のある部分に、より速く行きつけます。
つまり、新しい神経回路ができるのです。

「山」をまったく知らなかった時と比較して、「山」が何なのかを知ってからの方が、「山」を見たときに「山=○○という意味」ですよ!と理解するまでの反射スピードがあがれば、それだけ読むスピードはあがるわけです。

川村式ジョイント速読のトレーニングに同じ文字をくりかえし用いるのは、脳内のインデックスの「検索スピード」をより速くするためです。

「記憶に頼って速読をしたくない」と、常に新しい文字を使ってトレーニングしていると、逆に神経回路ができにくくなってしまうのです。

文字を固まりで認識する

脳の検索スピードをあげるのと同時に、今度は、文字を1文字ずつ追いかけるのではなく、固まりで認識するトレーニングを行います。
検索のパターンの単位を、一文字から、徐々に「あめ」「かえる」など2文字、3文字程度のかたまり、1行、数行、1ページというふうにより広いかたまりで認識できるように訓練していきます。

1度に脳に送る信号量が増えれば、それだけ時間あたりの脳の処理量が増えるわけですから、読むスピードもあがります。

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